安全においしく食事をしてもらうには!?在宅介護での上手な食べさせ方

目の前でおこないましょう

食べ物を認識しづらくなってくると、魚の身をほぐしてから、本人の目の前に出したりしていませんか。そうすると、どんな料理かわからないので、食べてくれないこともあるでしょう。料理はそのまま盛り付けて要介護者の目の前にだし、そこで魚の骨をとったり、料理を食べやすい大きさにして、どんな料理を食べているのか認識しやすくしてあげるといいでしょう。また、温かい料理は温かく、冷たい料理は冷たくして提供することで、嚥下反応を刺激します。とはいっても、熱すぎるとヤケドしてしまいますから、適温まではさげましょう。

食べるペースと量を意識して

介護をしていると時間に追われてしまい、つい介護者の都合で食事のペースをはやめてしまいがちです。食事のペースは人それぞれで、口の中にある食べ物を飲み込まないうちに詰め込んでしまうと、窒息の危険が高まりますから気を付けましょう。飲み込むと、ゴックンとのどぼとけが上がりますが、それより前の、口に食べ物が入っている段階では声を掛けないようにすることが大事です。あわてて返事をしようとして誤嚥することもありますから、気を付けましょう。また、小さな匙に一杯分、20mlが食べやすい量で、多すぎても食べにくく、少なすぎても嚥下反応が起こらないのです。ただし、のみ込みが悪くなると、一口に飲み込める量は減少するので少な目を心がけましょう。

スプーンを使った介助

介護する人が高い位置にいると、要介護者は見上げてしまい、顎が上がって誤嚥しやすくなってしまいます。介護する人とされる人の位置は同じ目線にするといいでしょう。そうすると、威圧感もなくなりますし、のどぼとけが見やすいので、飲み込んだことを確認しやすく、さらに、口をあけたときに食事が残っていないかも見やすいです。また、スプーンにのせた食べ物を上唇でこすりとらせないようしましょう。顎が上がるので頭が後方に傾いて、食道の入り口が狭くなり、誤嚥の危険が高まります。顎を引きぎみにして、スプーンを入れ、まっすぐ引き出すようにするのが上手な食事介助の仕方ですよ。

高齢化社会が進むにつれて、介護の求人も年々増えてきています。しかし、収入が低く重労働なので離職率も多いです。